2026年の中秋節は9月25日(金)。 上海は3連休で、空には満月がのぼります。
2026年の中秋節は9月25日(金)。旧暦8月15日、月がいちばん丸くなる日です。上海は9月25日から27日までの3連休。やることはシンプルで、月餅を食べて、好きな人たちと集まって、空の開けた場所で月がのぼるのを待つ。これで全部です。
知っておきたいこと
- こんな人に中秋の連休を上海で過ごし、せっかくならきちんと味わいたい人へ。日程、買う価値のある月餅、そして月が本当に見える場所。
- 予算の目安月餅はスーパーの箱で約120元(約17ドル)から、ホテルやブティックの缶入りなら400元(約55ドル)以上。月見の名所(外灘や公園)は無料です。
- もっと楽しむコツ良い箱から売り切れるので、月餅は1週間前までに買うか贈るかを済ませること。月見はネオンから離れた場所を選ぶと、月がいちばん丸く見えます。
2026年の中秋節はいつ?休みは何日?
国務院が発表した休日は2026年9月25日から27日の3日間で、振替出勤はなしです。年によっては国慶節とつながりますが、今年は別々。10月上旬は独立した7連休になります。日程や週末の振替の仕組みまで知りたい方は、2026年上海の祝日カレンダーにまとめてあります。ここでは楽しいほうの話を。

そもそも中秋節って、どんな日?
短くて素敵な説明をするなら、月を囲む「再会」の日です。物語の主役は嫦娥(じょうが)。不死の薬を飲んで月へのぼり、地上に残された夫で弓の名手の后羿(こうげい)は、毎年空を見上げては彼女の好物を並べた、という伝説です。だから丸い月餅、丸い食卓、丸い月と、すべてが「丸」で韻を踏んでいます。欠けたものがまた満ちる、家族がそろう姿の象徴なのです。しかもちょうど上海の金木犀が咲く時期と重なるので、2週間ほど街全体がアプリコットのような甘い香りに包まれます。自分の家族と離れていても、この空気は不思議とよく沁みます。

どの月餅を、どこで買う?
月餅とひと口に言っても、中身はまるで別物です。知っておくと役に立つのはこの4種類。
- 広式(広東風):つやがあって、みっちり甘い定番。蓮の実餡に塩漬け卵の黄身が入ります。贈答用の箱といえばこれ。
- 蘇式(蘇州風):上海っ子の心。小ぶりで層の多いサクサクした皮、塩味のものが多く、焼きたてを天板からそのまま。甘さ控えめ、ほろほろ。
- 氷皮(ビンピー):焼かない冷やし月餅。求肥のようなもちもち食感で、フルーツ系のモダンな味。冷蔵庫で保存します。
- 鮮肉月餅(肉月餅):上海が毎年これで我を忘れる一品。サクサクの皮に熱々の豚肉あん、1個売りでその場で食べます。
鮮肉月餅なら、正直なところ儀式は行列です。淮海中路の光明邨では専用の列が店の外まで伸び、オーブンが一日中回っています。立つのが好きでなければ平日の午前に。贈答用の箱なら、杏花楼が創業100年を超える広式の老舗、真老大房が蘇式の伝統、功徳林はやさしい精進版をつくります。誰かを唸らせたいなら、ザ・ペニンシュラや静安シャングリラなどホテルのカスタードや蓮の実の箱も見事です。シティショップから街角の盒馬まで、スーパーなら9月上旬から入口に箱が積まれます。天気の良い午後なら、淮海路と武康路あたりの老舗ベーカリー巡りに組み込むのもおすすめです。

慌てて買って損をしないよう、だいたいの価格帯も置いておきます。
月餅を贈るときのマナーは?
ここでは月餅は一種の社交通貨です。中国人の同僚、大家さん、義理の家族がいるなら、連休前の1週間に箱を渡すのは温かくて、しかも期待されている振る舞い。ゆるいルールをいくつか。箱は両手で差し出す、安売りの山積みより見栄えの良い缶を選ぶ、味で悩みすぎない(気持ちのほうが本体なので)。もらったときも両手で受け取り、その場では開けないこと。そして、ひと箱が誰にも食べられないまま4軒を渡り歩く。これは都市伝説ではなく日常です。

満月とランタン、上海のどこで見る?
この街には二つの気分があります。ランタンと古き良き上海の雰囲気なら豫園(ユーユエン)。毎年恒例のランタンショーが開かれ、商店街は灯りに包まれて大混雑します。美しく、そして混みます。夕方早めに行くか、人混みも込みで楽しむつもりで。月そのものを見るなら、水と空のある場所へ。
- 外灘と黄浦江沿い:浦東のビル群の背後からのぼる満月は、まさに絵葉書です。無料でロマンチック、そして人だらけ。人波を北へ抜けると呼吸できる場所があります。
- 金茂タワー88階の展望台:街を見下ろしながら月を眺めたいなら、この高さが遮るもののない地平線を買ってくれます。
- 世紀公園や徐匯の川沿い:芝生、レジャーシート、おやつ。肘のぶつかり合いはぐっと少なめ。
- 水郷・朱家角:運河に浮かぶ灯りと、ゆっくり流れる夜。蘇州方面の水郷日帰り旅に組み込む価値があります。
連休中、開いている場所と閉まる場所
上海に残る人には朗報で、行きたい場所はほぼ開いています。ショッピングモール、レストラン、カフェ、バー、スーパー、美術館、公園、地下鉄はすべて通常どおり。観光地はむしろ賑やかになります。閉まるのは生活の手続き側で、銀行、役所、そして公的な窓口のほとんどが3日間休みになります。ビザの用事、銀行の予約、居留許可の手続きは25日より前に済ませてください。人気スポットと高速鉄道は国内の旅行客で埋まるので、列車と有名店の予約は早めに。
上海に残る?それとも出かける?
正直な結論は、どうしても行きたい場所がないなら、残るほうがいい。中秋はたった3日間で、中国の半分が移動し、切符もホテルも値上がりします。この数日の上海はいちばん温度の高い夜で、空気には金木犀、川の上には月、どの家の台所にも月餅があり、街はあなたのために開いています。もし出かけるなら、近くをゆっくり。省をまたぐ強行軍ではなく、水郷か湖のほとりくらいがちょうどいい。長距離は10月の別の連休に取っておきましょう。
借りものだった祝日が自分のものになるのは、どのお店に並べばいいかを知った最初の年です。
よくある質問
2026年の中秋節は祝日ですか?
はい。2026年9月25日から27日までの正式な3連休で、振替出勤はありません。会社と銀行は休みますが、お店やレストランは開いています。
月餅は好きにならないとだめ?
そんなことはありません。定番の蓮の実と卵黄が重いと感じる人はたくさんいます。カテゴリーごと切り捨てる前に、熱々の鮮肉月餅か氷皮の箱を試してみてください。まるで別の食べ物です。
贈り物の月餅はいつ買えばいい?
連休の1週間から2週間前です。スーパーには9月上旬から箱が並び、人気店の行列は25日が近づくほど伸びるので、当日まで引っ張らないこと。
無料で月が見えるおすすめの場所は?
黄浦江沿い、どちらの岸でも。いちばん混む外灘の中心から数分歩くだけで、同じ月を立ち止まって眺められます。
2026年の中秋節はいつですか?
2026年の中秋節は9月25日(金)で、祝日は9月25日から27日まで。振替出勤はなく、10月の国慶節の休みとは別の連休です。
上海ではどんな月見イベントがありますか?
外灘と各公園が無料の月見スポットです。黄浦江沿いはどちらの岸もおすすめで、いちばん混む外灘の中心から数分離れるだけで、視界が開けて立つ場所にも余裕ができます。
2026年、月餅はいつ食べる?
月餅は中秋節に食べるのが伝統で、2026年は9月25日です。贈り物にするなら、品切れと当日の混雑を避けるために1週間前までに買っておくと安心です。



