上海でペットを飼う費用は月いくら?猫と犬のリアルな内訳(2026年)
上海でペットを飼うのは、思っているより安く済みます。 目安は猫で月約¥400〜¥900(約USD 60〜129)、犬で¥700〜¥1,800(約USD 104〜269)。

上海でペットを飼うのは、来たばかりの人が心配するほどお金はかかりません。フード、猫砂、トリミング、ちょっとした病院代の積み立てまで含めて、毎月の目安は猫なら約¥400〜¥900(約USD 60〜129)、犬なら約¥700〜¥1,800(約USD 104〜269)。意外と効いてくるのは毎月の出費ではなく、1年目にだけかかる初期費用と、春節のたびに発生する2週間分のペットホテル代です。この2つさえ計画しておけば、あとは気楽です。
知っておきたいこと
- こんな人に:上海の給料で猫や犬を飼えるか迷っている人。
- 費用の目安:猫は月約¥400〜¥900(約USD 60〜129)、犬は月¥700〜¥1,800(約USD 104〜269)。さらに1年目は初期費用として¥2,000〜¥5,000(約USD 301〜741)。
- 要注意:急な病院代と連休中のペットホテル代。安く済むはずのペットを、高くつく月に変えてしまうのはこの2つです。
1年目の初期費用はいくら?
1年目には、一度きりの出費がまとめてやってきます。上海の保護団体から迎える場合、譲渡費用はたいてい数百元ほどの寄付で、最初のワクチンと健康チェックが含まれることも多いです。特定の品種を買うなら、ずっと高くなります。それに加えて、去勢・避妊手術が動物とクリニックによって¥800〜¥2,000(約USD 118〜301)、ワクチン一式とマイクロチップでさらに数百元、キャリー、ベッド、食器、トイレ、おもちゃなどのスターターセットで¥300〜¥800(約USD 45〜118)。犬は登録(犬の許可証)も必要で、年に数百元、上海市内では法律で義務づけられています。最新の登録方法はペットのルールガイドにまとめています。全部合わせると、毎月の費用が始まる前に¥2,000〜¥5,000(約USD 301〜741)は見ておきましょう。買うより保護動物を迎えるほうが動物にやさしく、費用もぐっと抑えられます。流れは保護動物の迎え方ガイドで詳しく紹介しています。
上海でペットを飼うと、毎月リアルにいくらかかる?
初期費用が落ち着いたあとの、毎月の内訳を正直に並べました。猫は上海でかなり手頃な相棒で、大型で活発な犬だとおよそ3倍。差が大きく出るのはフード代で、国産フードと輸入ブランドでは3倍近く違うこともあります。

ざっくり比べると、上海で犬を飼う費用は、家賃を考える前の段階でも欧米の多くの都市よりずっと安く済みます。
フード:輸入フードって本当にそんなに高い?
高いです。そして飼い主がとにかく悩むのもここ。しっかりした中国産のドライフードなら、猫1匹で月¥150〜¥250(約USD 23〜38)。タオバオ(淘宝)やペットショップで買うプレミアムな輸入フードだと、中型犬で月¥500(約USD 74)近くになります。ウェットフードやおやつ、たまのトッピングもじわじわ効いてきます。長く住んでいる人の多くは中価格帯をミックスする形に落ち着いていて、ネットのセール時期に大袋をまとめ買いすると、年間でけっこうな節約になります。ネットショッピングをまだ始めていないなら、タオバオ活用ガイドを読めば安いフードの探し方がわかります。
トリミング代はどのくらい?
猫はほとんど自分で毛づくろいをするので、プロに頼むのはたまに程度。年間を月割りにして¥30〜¥100(約USD 4〜15)で十分です。差が出るのは犬。短毛ならほとんどかかりませんが、プードルやドゥードル、もふもふ系の犬は4〜6週間ごとにフルコースのトリミングが必要で、1回¥100〜¥300(約USD 15〜45)。大型犬や毛玉がひどい場合はもっとかかります。自宅まで来てくれる出張トリマーは少し高めですが、タクシー移動のストレスがなくなります。シャンプーと爪切りを家でできるようになると、この費用は半分くらいに抑えられます。

動物病院代と、できれば来てほしくない「もしも」のとき
上海での通常の診療費は良心的で、健康診断が約¥150〜¥300(約USD 23〜45)、年1回の追加ワクチンが1本¥100〜¥250(約USD 15〜38)。本当に気をつけたいのは予測できない出費です。重い病気、誤飲、ケガとなると、しっかりしたクリニックで¥3,000〜¥10,000(約USD 451〜1,504)かかることもあり、英語が通じる獣医のいる国際系クリニックはその上限寄り。だからこそ、毎月少しずつの積み立てか、月¥50〜¥150(約USD 8〜23)のペット保険を、必要になる前に用意しておく価値があります。どこに行けばいいか、緊急時に実際いくらかかるかは英語が通じる動物病院ガイドにまとめています。

見落としがちな出費:旅行中のペットホテル
多くの人が不意打ちをくらうのがここ。春節や国慶節の大型連休になると街の半分が移動するので、ペットホテルはすぐに埋まり、料金も上がります。ペットホテルは1日¥100〜¥220(約USD 15〜33)なので、10日間の帰省なら航空券とは別に¥1,000〜¥2,200(約USD 150〜333)。猫はシッターに通ってもらう形でも大丈夫なことが多いですが、犬はたいていホテルか泊まり込みのシッターが必要です。旅行が多い人は、これを毎月の費用に組み込んでおきましょう。上海の飼い主にとって、1年のうちでもかなり大きな出費になりがちな項目です。
結局、自分の予算に合うのはどっち?
旅行が多い人や長時間働く人なら、猫が現実的で、ずっと安く済む選択です。ホテルではなくシッターを頼む前提で月¥400〜¥900(約USD 60〜129)。犬を迎えたいなら、決める前にトリミングとペットホテル代をきちんと見積もっておきましょう。定期的なトリミングと連休中のホテル代がかかるもふもふの中型犬だと、1年をならして月¥1,500(約USD 226)以上が現実的なラインです。どちらにしても、上海でペットを飼う費用は欧米の多くの都市より安く、お金がかかるのは最初の1年。それを越えれば、ほとんど気にならない出費に落ち着きます。病院に行くことになるまでは、ですが。だからこそ毎月の小さな積み立てが大事なんです。
蘇軾は「此心安处是吾乡(心が安らぐ場所こそ、わがふるさと)」と詠みました。ソファで眠る猫や、玄関で待っている犬がいるだけで、借りている部屋はいつのまにか「家」になっていきます。
よくある質問
上海で猫を飼うと、毎月いくらかかる?
猫1匹で、すべて込みで月約¥400〜¥900(約USD 60〜129)が目安です。フード(¥150〜¥350、約USD 23〜53)、猫砂、たまのトリミング、病院代の小さな積み立てまで含みます。輸入フードにしてペット保険に入ると上限寄り、国産フードで猫が元気なら下限寄りになります。大きいのは1年目の初期費用と連休中のペットホテル代です。
上海で飼うなら、猫と犬どちらが安い?
はっきり猫のほうが安く、だいたい犬の半分くらいです。食べる量が少なく、トリミングもほとんど不要で、有料のペットホテルに預けなくても通いのシッターに来てもらえば留守番できます。トリミングとホテル代を含めると、小型犬で月¥700〜¥1,500(約USD 104〜226)、大型犬やもふもふ系の犬で¥1,100〜¥2,300(約USD 161〜344)。予算で決めるなら、猫に軍配が上がります。
上海で犬の登録は必要?費用は?
必要です。犬は市への登録が義務で、費用は年に数百元。中心部の区では1世帯1匹までに制限されています。登録には狂犬病ワクチンの接種記録がひもづくので、病院の書類は保管しておきましょう。料金や区ごとの制限は変わることがあるので、最新のルールと登録手順はペット専用ガイドで確認してください。
上海の動物病院、診察代はいくら?
通常の健康診断は約¥150〜¥300(約USD 23〜45)、追加ワクチンは1本¥100〜¥250(約USD 15〜38)。大きいのは緊急時で、本格的な病気やケガだと¥3,000〜¥10,000(約USD 451〜1,504)かかることもあり、英語が通じる獣医のいるクリニックは上限寄りです。毎月の小さな積み立てかペット保険で備えておくのが賢い方法です。
上海のペットホテル代は?
動物の大きさや部屋のタイプによって1日約¥100〜¥220(約USD 15〜33)、1週間留守にするならおよそ¥700〜¥1,500(約USD 104〜226)です。春節と国慶節の連休は需要が急増して満室になるので、早めの予約を。猫なら通いのシッターで留守番できることが多く、そのほうが安く、猫にとってもストレスが少なく済みます。



