南外灘軽紡面料市場のオーダースーツは、一般的なウールで約1,000〜3,500元(約148〜519ドル)、イタリア生地なら9,000元(約1,335ドル)ほど。 2週間と仮縫い1回で仕上がります。
黄浦区・陸家浜路399号にある南外灘軽紡面料市場(South Bund Fabric Market)で、採寸して仕立てるツーピースのスーツは、一般的なウールで約1,000〜3,500元(約148〜519ドル)、上質なイタリア生地なら9,000元(約1,335ドル)ほどまで。本当に着られる一着にしたいなら、2週間と仮縫い1回を見ておきましょう。2〜3日で仕上げる特急仕立てもありますが、仕上がりはいかにも「急ぎで作りました」という感じになります。
上海市政府の今年の発表によると、この市場の取引の50〜60%はいまや外国人客によるもので、店によっては70%を超えるとか。つまり、あなたが穴場を発見したわけではありません。勝手をよく知っている行列に並ぶ、ということ。でも、それはむしろ良いニュースです。
上海でオーダースーツを作ると、実際いくら?
正直に言うと、値段を決めるのはお店ではなく生地です。20メートル離れた2軒の仕立て屋でも、同じ反物なら見積もりの差は数百元程度。ところが片方がイタリア生地のスワッチ帳を開いた瞬間、金額は一気にかけ離れます。
市場の管理側によると、ここで作るスーツはインターナショナルブランドの約3分の1の価格。実際に支払われている金額とも一致します。シャツは1枚より3枚まとめて頼むと1枚あたりの値段がぐっと下がり、まとめ買いが本当に効くのはこの場面だけです。
市場はどこ?何階に行けばいい?
南外灘軽紡面料市場(南外滩轻纺面料市场)は黄浦区・陸家浜路399号、豫園から10分ほど。毎日9:00〜18:00営業です。地下鉄8号線・9号線の陸家浜路駅がすぐ近くで、4号線の南浦大橋駅からも歩けます。約280の店が4フロアに入っていて、役割分担はとても明確です。
- 1階は高価格帯。チャイナドレス、イブニングウェア、ウェディング、本格的なスーツ仕立て。
- 2階は多くの人が行き着くフロアで、1,000〜9,000元のスーツはここにあります。
- 3階は生地と副資材。欲しいものがはっきり決まっている人向けです。
行くなら平日の午前中に。土曜の午後は大混雑で、ほかに3人待たせながら採寸する仕立て屋は、ちゃんと採寸していないのと同じです。

実際、どれくらい時間がかかる?
余裕をもつなら2週間。採寸、2〜3日後に仮縫い、調整、受け取りという流れです。急かせば多くの店が2〜3日で仕上げてくれ、翌日仕上げを約束する店もあります。
でも、看板には書かれていないトレードオフがあります。特急スーツはフィットを合わせるチャンスが1回きり。そして、どんな服も一度目の裁断で生身の体にぴったり合うことはまずありません。上海に4日しかいないなら、融通のきくシャツを頼み、ジャケットはよく考えてから。上海に住んでいるなら2週間をかけて、仮縫いに必ず行きましょう。仮縫いこそが、この買い物の本体です。
失敗スーツを避けるには?
がっかりする原因はたいてい同じ4つで、どれもはじめの10分で防げます。
- 気に入っている服を持って行き、そのシルエットを真似してもらう。どんなに言葉で説明するより、これが効きます。ここの職人は、形容詞よりも実物のジャケットのほうがずっと正確に読み取ってくれます。
- 生地の素材を具体的に聞く。ウール100%か、ウール混か、ポリエステル混か。決める前に2種類の反物を触り比べてみると、価格差の理由が一気に腑に落ちます。
- 細かく、地味なくらい具体的に伝える。パンツの裾のたまり、袖丈、シャツの袖がどれくらい見えるか、裏地の色、座ったときにジャケットのボタンを楽に留められるか。注文票に書いてもらいましょう。
- 残金を払う前に仮縫いの予約を。前金は普通で、だいたい半額ほど。残金はあなたの交渉カードで、良い仕立て屋はお客さんが残金を手元に持っているものだと分かっています。
完成した注文票は、金額、受け取り日、合意したお直し内容が写るように写真を撮っておきましょう。お店は忙しく、記憶はあいまいになりがちです。
値段交渉はするべき?
少しだけ、スマートに。ここの値段は、普通のお店よりは柔らかく、観光客向けの市場よりは固め。複数アイテムの注文で少し値引きをお願いするのはごく普通で、たいてい通ります。でもシャツ1枚で粘りに粘ると、お直しを後回しにされるお客さんになってしまいます。支払いはできればスマホで。海外カードでアリペイやWeChat Payを設定しておき、レシートは必ず取っておきましょう。

あなたに合うのはどれ?
- 数日だけの滞在なら、初めてのスーツではなく、シャツとコートを。
- 上海在住で良いスーツを1着作りたいなら、予算は2,500〜3,500元(約371〜519ドル)、期間は2週間、仮縫いには必ず行くこと。
- 実用性より思い出に残る一着がほしいなら、1階でチャイナドレスかイブニングウェアを。
- ぴったり合うジャケットをすでに持っているなら、それを持参して3種類の生地でコピーしてもらいましょう。
まず知っておきたいこと
- 南外灘軽紡面料市場、黄浦区・陸家浜路399号。毎日9:00〜18:00営業。
- 地下鉄:8号線・9号線「陸家浜路」駅。
- スーツは生地しだいで1,000〜9,000元(約148〜1,335ドル)。シャツは約170元(約25ドル)から。
- 2日の特急より、2週間と仮縫い1回。いつだってこちらが正解です。
- 体に合う服を1着持って行き、それを真似してもらいましょう。
- 南外滩轻纺面料市场,陆家浜路399号,9点到18点。定制西装看面料,一般两周一次试身,带一件合身的衣服去让师傅照着做。
老子は「大器晩成」という言葉を残しました。大きな器ほど完成するのは遅い。着る価値のあるスーツも同じで、じっくり採寸し、2回袖を通し、待ったぶんだけ良いものになります。
よくある質問
上海の生地市場でオーダースーツはいくら?
エントリー生地で約1,000〜2,000元(約148〜297ドル)、中価格帯のウールで2,000〜3,500元(約297〜519ドル)、イタリア生地なら約9,000元(約1,335ドル)まで。どの店を選ぶかより、どの生地を選ぶかで価格は大きく変わります。
上海でスーツを仕立てるのにかかる期間は?
仮縫い1回を含めて2週間あれば安心です。2〜3日で仕上げることも可能で、よく提案されますが、特急スーツはフィットを合わせるチャンスが1回しかありません。
仕立て屋さんは英語が話せる?
注文を受けられる程度に話せる人は多いです。ただ、共通の語彙より正確に伝えることのほうが大事なので、参考になる服と、イメージ写真を持って行きましょう。
生地市場で海外のカードは使える?
ほとんどの店がアリペイとWeChat Payに対応していて、どちらも今は海外カードを登録できます。小さな店では現金を好むところもあるので、念のため数百元持っておくと安心です。
旅行で上海に来ているだけでも、生地市場に行く価値はある?
シャツ、コート、チャイナドレスならあります。4日間の旅行で初めてのスーツを作るなら、仮縫いに行く時間がないことを正直に考えてみてください。
せっかくなら一日かけて楽しみたい?市場から豫園までは歩いてすぐ。午後の過ごし方は、上海3日間モデルコースと上海在住者が実際に食べている店でどうぞ。



