上海の正規ホテルの多くは、警察の宿泊登録システムを通じて外国人ゲストを登録できます。 しかも2024年5月以降、「外国人受け入れ資格がない」という理由だけで宿泊を断ってはいけないと中央政府が通達しています。
上海のホテルがすべて外国のパスポートでチェックインできるわけではありません。フロントで交渉するより、最初から問題が起きない予約をするのが正解です。選ぶなら正規の外資系チェーンか、中〜上クラスのビジネスホテル。マリオット、ヒルトン、ハイアット、IHG、シャングリ・ラ、そして亜朶(Atour)、全季(Ji Hotel)、錦江(Jin Jiang)といった大手の国内グループなら、外国のパスポートの登録はごく普通の手続きです。Trip.comでは「外国人ゲストの受け入れを確認済み」の施設だけを表示するフィルターをオンにし、住所は中国語で控えておきましょう。それでも深夜にフロントで断られたら、言い争わずにアプリで近くのチェーンを取り直すのが早道です。
今のルールと、それでも断られる理由
正直なところをお伝えします。2024年5月、公安部・商務部・国家移民管理局の3つの中央機関が、「外国人受け入れ資格がない」という理由だけで外国人ゲストを断ってはいけないとホテルに通達しました。この資格はもう断る理由になりません。ただしこれは中央の指針で、地方での運用にはばらつきがあり、現場での宿泊拒否がなくなったわけではありません。
なぜ今も断られるのか。小規模なホテルや格安ホテルはもともと国内旅行者向けで、オンラインでのパスポート登録の研修を受けたスタッフがいない、あるいは英語での対応に自信がないところが少なくありません。外国のパスポートを前にすると、ミスをするより断る方を選んでしまうのです。断られるのは個人経営のホテルやエコノミーな宿に集中していて、チェーンではまずありません。だからこそ、下の予約のコツはとてもシンプルです。
外国のパスポートを確実に受け入れるホテルグループ
ホテルを選ぶというより、「カテゴリー」を選ぶ感覚です。以下のグループは外国人ゲストの登録をスムーズにこなしてくれますし、価格差も思っているほど大きくありません。外灘(バンド)から少し離れればなおさらです。
- 外資系チェーン(マリオット、ヒルトン、ハイアット、IHG、シャングリ・ラ)はほぼ確実に外国人ゲストを受け入れます。人民広場周辺なら、外灘や陸家嘴よりぐっと安く泊まれます。
- 大手の国内チェーン(亜朶、全季、漢庭、錦江、維也納)は、規模の大きい店舗ならリスクが低く、お財布にもかなり優しいです。
- セルフサービス型の格安ブランドで、パスポート対応の端末がある施設(海友など)なら、登録を機械が行うので、スタッフの判断に左右されることがありません。
| 予約先 | 1泊あたり | ポイント |
|---|---|---|
| エコノミーな国内チェーン(漢庭、全季、如家、維也納) | ¥250〜¥450 USD 35〜63 | 大きめの店舗は外国のパスポートを登録可。断るのは小さな個人経営の宿 |
| 中価格帯の4つ星ビジネスホテル | ¥500〜¥520 USD 70〜72 | パスポートでのチェックインがスムーズな安心枠 |
| 外資系チェーン(マリオット、ヒルトン、ハイアット、IHG) | ¥500〜¥850 USD 70〜118 | 外灘より人民広場周辺が割安。外国人ゲストの受け入れは通常対応 |
| チェックイン時の現金デポジット | ¥200〜¥500 USD 28〜70 | チェックアウト時に返金。海外カードの予備に現金を少し |
どのエリアに泊まるか迷ったら、上海のエリア別おすすめ宿泊ガイドで旅のタイプ別にエリアを整理しています。また上海のブティックホテル・デザインホテルは、ほぼすべてが正規の施設で、外国のパスポートでも問題なくチェックインできます。

支払い前にチェックすること
今の2分で、夜11時にロビーで立ち尽くす事態を防げます。Trip.comで外国人ゲスト歓迎の施設だけを表示するフィルターをオンにして、口コミで「パスポート」「チェックイン」という言葉を探してみてください。過去の宿泊者が、フロントでスムーズだったか苦労したかを書いています。不安なら、ホテルに直接メッセージか電話で「外国のパスポートで泊まれますか」とシンプルに聞けばOK。そしてホテルの住所を中国語でスマホに保存しておけば、タクシーにもフロントにも一発で伝わります。
夜に宿泊を断られたら
今でも起こることなので、ケンカにならない作戦を用意しておきましょう。まずはフロントに一度だけ登録を試してもらうようお願いします。単に慣れていなくて不安なだけ、ということもあるからです。それでもダメなら、Trip.comの外国人ゲスト向けフィルターで近くのチェーンを取り直し、事前決済済みの予約はアプリのライブチャットで変更を相談しましょう。110番は本当に最後の手段で、どうしてもダメなときは派出所で直接宿泊登録をしてもらうこともできます。覚えておきたいのはこの一言。ルール上、正規のホテルはあなたを断れません。でも本当に頼りになるのはフロントでの権利主張ではなく、チェーンを予約して、支払い前に外国のパスポートが使えると確認しておくことです。

省略できない宿泊登録
どこに泊まっても、上海はそれを記録します。ホテルならこれは見えないところで済みます。フロントがチェックイン時にパスポートの原本をスキャンし(写真ではなく冊子そのものを持参してください)、24時間以内に地元の警察へ宿泊登録(住宿登记)を代わりに提出してくれます。一方、民家や短期賃貸に泊まる場合は、その義務があなたに移ります。上海の宿泊登録規定(2025年4月〜2030年3月施行)により、到着から24時間以内(郊外の農村部では72時間以内)に、あなたかホストが最寄りの派出所で直接登録しなければなりません。詳しくは24時間以内の警察での宿泊登録ガイドで、持ち物を詳しく解説しています。そして旅の途中でパスポートをなくしてしまったら、上海でパスポートを紛失したときの対処法が別の緊急チェックリストになっています。

ここに書いたことは法的な判断ではありません。中央の通達はあくまで指針で、地元の警察や予約サイトでの運用にはまだばらつきがあります。本当の備えは予約の段階での工夫だと考え、予定がそれに左右されるなら、出発前に宿泊先か上海市の出入境管理局に最新の手続きを確認してください。フライトが欠航してベッドを探しているなら、欠航時のホテル代は誰が払うのかで、その別の厄介ごとを解説しています。
知っておきたいこと
- こんな人向け:外国のパスポートで上海のホテルを予約するすべての人。特に初めての旅行者や節約派の方。
- これだけはやる:正規の外資系チェーンか大手国内チェーンを予約し、支払い前にTrip.comか電話で外国のパスポートで泊まれるか確認する。
- 忘れずに:ホテルなら24時間以内の登録は自動で済みます。民家や短期賃貸なら、24時間以内に自分で派出所へ。
老子は「知人者智,自知者明」と書きました。人を知る者は智あり、自らを知る者は明なり。異国での安らかな一夜は、ポケットのパスポートでどの扉が開くのかを知ることから始まります。
よくある質問
外国のパスポートで上海のホテルにチェックインするには何が必要?
有効なビザか居留許可のついたパスポートが必要です。写真ではなく冊子そのものを持参してください。フロントがそのページをスキャンして、24時間以内の宿泊登録を行うためです。予約時に中国の携帯番号を求める施設もあります。居留許可を持っている人も、短期滞在の旅行者と同じ手順でチェックインします。
ルールがあるのに、なぜ上海のホテルで断られたの?
小規模なホテルや格安ホテルには、オンラインのパスポート登録の研修を受けたスタッフや英語で対応できるスタッフがいないことが多く、ミスを恐れて断ってしまうのです。断られるのは個人経営やエコノミーな宿に集中していて、チェーンではまずありません。チェーンを予約し、支払い前に確認しておけば避けられます。
上海で自分で警察に登録する必要はある?
ホテルなら不要です。フロントがパスポートをスキャンして、24時間以内の宿泊登録を代わりに行ってくれます。民家や短期賃貸の場合は、到着から24時間以内に、あなたかホストがパスポートとビザを持って最寄りの派出所で直接登録する必要があります。
夜に上海のホテルで断られたらどうすればいい?
言い争わないこと。一度だけ登録を試してもらい、ダメならTrip.comの外国人ゲスト向けフィルターで近くのチェーンを取り直し、事前決済済みの予約はライブチャットで変更を相談しましょう。最後の手段は110番。派出所で直接宿泊登録をしてもらうこともできます。
予約前に、外国のパスポートで泊まれるか確認する方法は?
Trip.comで外国人ゲスト歓迎の施設だけを表示するフィルターをオンにして、口コミで「パスポート」「チェックイン」という言葉を探しましょう。ホテルにメッセージか電話で確認し、住所は中国語で保存しておけば、タクシーにもフロントにも伝わります。
漢庭や全季のような格安チェーンは外国人でも大丈夫?
漢庭、全季、錦江、維也納の大きめの店舗なら、たいてい問題なく外国のパスポートを登録してくれます。料金は1泊およそ250〜450元(約USD 37〜67)です。リスクがあるのは小さな個人経営のゲストハウスなので、まずはTrip.comか電話で確認しましょう。



