上海 クリーニング・洗濯の頼み方:コインランドリーと宅配アプリの料金まとめ(2026年)
上海での洗濯は、集荷・配達アプリ、セルフのコインランドリー、近所のクリーニング店、マンションの受付カウンターの4択です。 誰も教えてくれない落とし穴は、ほとんどの部屋に洗濯機はあっても乾燥機がないこと。

上海での洗濯の選択肢は、ざっくり4つです。集荷・配達してくれるアプリ、セルフのコインランドリー、近所のクリーニング店、そしてマンション(小区)やサービスアパートの受付カウンター。洗濯してたたんでくれるサービスは1kgあたり約¥30〜50(約4〜7ドル)、シャツのドライクリーニングは¥15〜20(約2〜3ドル)、スーツ上下は¥60〜90(約9〜13ドル)が目安です。引っ越す前に誰も教えてくれない落とし穴がひとつあって、ほとんどの部屋には洗濯機はあっても乾燥機がないんです。これが理由で、みんな外のサービスを探すことになります。
知っておきたいこと
- こんな人に洗濯機はあるけど乾燥機がない部屋に住んでいる人。つまり上海のほとんどの人です。
- 料金の目安洗濯・たたみは1kgあたり¥30〜50(約4〜7ドル)、ドライクリーニングは1点¥15〜90(約2〜13ドル)、セルフの洗濯機は1回¥25〜45(約4〜7ドル)。
- 上手な使い方かさばる寝具やダウンジャケットは春のうちに出しておきましょう。梅雨のジメジメが来ると、何を干しても乾くまで何日もかかります。

上海の部屋に乾燥機はある?
まず、ないと思っておいてください。上海の賃貸では洗濯機は標準装備ですが、乾燥機はかなり珍しく、この事実がここでの洗濯事情をまるごと決めています。地元の人はラックやベランダ、建物から突き出た小さな物干し竿で外干しします。空気が乾いた秋は気持ちよく乾くのですが、6月から7月初めの梅雨はつらいところ。シャツが2日たっても湿ったままで、においが出てきたりします。「洗濯機はある」と「早く乾かせる場所がない」のすき間を埋めるのが、このあと紹介するサービスです。雨の週こそ、ついに使うことになるはず。まだ部屋探し中なら、乾燥機か洗濯乾燥機付きかどうか聞いてみる価値はあります(ただし一体型は乾くのが遅めです)。契約前にほかに確認すべきことは、賃貸ガイドにまとめています。
洗濯を頼む4つの方法
その週の状況に合わせて、使い分けることになると思います。普段着はいつもどおり自宅の洗濯機で洗ってラックへ。それ以外は、それぞれ行き先があります。
- 集荷・配達アプリ家から出ずに、洗濯・たたみもドライクリーニングもお任せ。中国語があまり読めないなら、いちばんラクな方法です。
- セルフのコインランドリー(自助洗衣、zì zhù xǐ yī)さっと洗って、しっかり乾燥機にかけたいときに。特に寝具向きです。
- 近所のクリーニング店(干洗店、gān xǐ diàn)スーツやコート、「ドライクリーニングのみ」表示のものはここへ。
- マンションやサービスアパートの受付カウンター料金は高めですが便利さは抜群で、当日仕上げのことも多いです。
上海の洗濯・クリーニング料金はいくら?
来たばかりの人が思うより安いです。一人暮らしなら洗濯・たたみ1週間分で¥60〜120(約9〜18ドル)くらい、仕事用シャツのドライクリーニングはコーヒー1杯とほぼ同じです。静安(Jing'an)や徐匯(Xuhui)など中心部はどれも上限寄り。数本奥の住宅街の路地にある小さなお店なら、同じ仕上がりで3分の1ほど安いこともよくあります。予算の目安はこちら。

ほかの大都市と比べると、上海は服をきれいに保つコストがかなりお手頃です。
セルフのコインランドリーの使い方
上海では24時間営業のセルフコインランドリーがどんどん増えていて、コンビニの横やマンションの敷地内にひっそりあることが多いです。機械はアプリで動きます。洗濯機のQRコードをWeChatかAlipay(支付宝)で読み取り、洗濯か乾燥のコースを選んで¥25〜45(約4〜7ドル)を払い、スマホからスタート。洗濯が約30分、乾燥がさらに40〜60分なので、90分くらい見ておいて、読むものを持っていきましょう。ラックに干したら3日かかる掛け布団やマットレストッパー、大量のタオルを乾かすには、これがいちばん安い方法です。洗剤はたいてい自動投入か機械で買えるので、手ぶらで行けますよ。

中国語が読めなくても集荷・配達アプリは使える?
配達サービスが在住者に人気なのには理由があります。配達員が玄関まで袋を取りに来て、1〜2日できれいにして戻してくれるので、一言もしゃべらなくて済むんです。いちばん広く使われているのはe袋洗(edaixi)で、WeChatのミニプログラムから予約します。Meituan(美団)やEle.me(餓了么)で集荷をやっているクリーニング店もいくつかあります。流れはどこも同じ。ミニプログラムかアプリを開いて、住所を一度登録し、洗濯・たたみ(kg単位)かドライクリーニング(1点ごと)を選んで、集荷の時間帯を指定します。初回だけ品目リストにスマホの翻訳機能を使えば、次からはもう必要ありません。支払いはアプリ内でWeChat PayかAlipayで、どのサービスも対応しています。まだ設定していないなら、これがないと何も始まらないので、まずはAlipayとWeChat Payのガイドからどうぞ。

近所のクリーニング店とデリケートな服
いいスーツやウールのコート、シルクのワンピースなど、ダメにしたら悲しいものは、やっぱりちゃんとした干洗店に任せるのが正解です。どの住宅街にも一軒はあって、たいていカウンターの奥にビニールに包まれた仕上がり品のラックがある小さなお店です。服を指さして、枚数を指で示せば預かり票を書いてくれます。受け取りのときに渡すので、票はなくさないで。言えるなら品名を口に出してみましょう。衬衫(chèn shān)はシャツ、西装(xī zhuāng)はスーツ、大衣(dà yī)はコートです。ダウンジャケットや重い冬の寝具は、溶剤のドライクリーニングではなく水洗いをはっきり頼むのがコツ。ほとんどのお店で対応していて、仕上がりがふっくらします。湿気の多い街ならではの注意をひとつ。「ドライクリーニングのみ」の服を、梅雨の時期に湿ったまま、またはビニール袋に入れたまま置いておかないこと。カビがすぐ生えます。風に当ててから、乾いた状態でしまいましょう。
結局どれを使えばいい?
手間をかけず中国語も使いたくないなら、全部集荷・配達アプリで。節約したいときや、かさばる寝具を乾かしたいときは、セルフのコインランドリーへ持っていきましょう。スーツやコート、デリケートなものは近所のクリーニング店に任せて、預かり票はしっかり保管。ここに住んでいる人の多くは、1か月のうちに3つとも使うようになります。しかも全部合わせても、母国で洗濯するよりずっと安上がりです。早めに手配しておきたいのがアイさん(家政婦)。定期の掃除のついでに洗濯して干してくれる人も多く、乾燥機問題がいつの間にか解決します。
老子は「天下难事,必作于易」と書きました。世の中の難しいことは、すべてやさしいことの積み重ねでできている、という意味です。シャツをどこで洗うか知っておくのは小さなこと。でも海外での暮らしは、こういう小さなことを静かに積み上げてできていくものです。
よくある質問
上海でスーツのドライクリーニングはいくら?
近所のクリーニング店なら、スーツ上下で¥60〜90(約9〜13ドル)、ジャケット単品で¥45〜50(約7ドル)くらいが一般的です。中心部の静安や徐匯のお店は上限寄りで、大通りから数本入った小さなお店なら、同じ仕上がりでぐっと安いこともよくあります。仕上がりは2〜3日です。
上海にセルフのコインランドリーはある?
あります。セルフのコインランドリー(自助洗衣)はよく見かけますし、24時間営業のところも多く、スマホで操作します。洗濯機のQRコードをWeChatかAlipayで読み取り、コースを選んで1回¥25〜45(約4〜7ドル)を支払うだけ。物干しラックだと何日もかかる掛け布団や山盛りのタオルを乾燥機にかけるなら、いちばん安い方法です。
上海の洗濯配達サービスはどのくらいで戻ってくる?
配達アプリの通常の洗濯・たたみは約2日で戻ってくることが多く、ドライクリーニングはもう少しかかります。ただ、ほとんどのサービスに追加料金で早く仕上がる特急コースがあります。着る服が本当になくなる前日には集荷を予約しておきましょう。特定の朝までに必要なものがあるなら、通常便に賭けるより特急を使うのが安心です。
中国語なしで上海の洗濯アプリを使うには?
配達サービスはほぼすべてアプリで完結するので、人とやりとりすることはほとんどありません。e袋洗などのサービスをWeChatのミニプログラムで開いて、住所を一度保存し、洗濯・たたみかドライクリーニングを選んで集荷の時間帯を予約、アプリ内でWeChat PayかAlipayで支払います。初回だけ品目リストにスマホのカメラ翻訳を使えば、すぐに慣れますよ。
上海で掛け布団やダウンジャケットを洗うならどこ?
掛け布団なら、大型の機械があるセルフのコインランドリーがいちばん安く済みます。ダウンジャケットは近所のクリーニング店が定番で、ふっくら仕上げてもらうために溶剤ではなく水洗いを頼みましょう。コートやダウンは大きさや中綿によって¥50〜120(約7〜18ドル)が目安です。



